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車を持っている人にとって、駐車場付きの物件は必要不可欠です。しかし、賃貸物件では部屋数ほど多くはないので空きがあるかは重要ポイントです。
また、物件の敷地内にあるかどうか、有料か無料かといった契約形態はもちろん、屋根付き、住まい付きなど駐車場の種類を気にする人も多いことでしょう。
この記事では、駐車場付き賃貸物件のメリット・デメリット、駐車場付き物件を借りる際に知っておきたいポイントなどを解説します。ぜひ、参考にしていただき、理想の駐車場付き賃貸物件を探す際に役立ててください。
物件によって種類や利用条件が異なり、場合によっては駐車場があるのに利用できないこともあります。ここでは駐車場付きの物件のメリット・デメリットを紹介します。
賃貸物件に駐車場がついていれば、通勤や買い物をするにもすぐに使えて便利です。また、近隣の駐車場よりも比較的安い値段で借りられる傾向にあります。
しかし、中には近隣の駐車場の方が安いこともあるので、念のためチェックしておきましょう。
「駐車場代無料」という物件は家賃に駐車場代が含まれているケースがほとんどです。ですから、車がない、車を手放す予定なので駐車場を使わないという人にはおすすめできません。
駐車場付き物件を探すときに、まず知っておきたい3つのポイントを紹介します。
・基本的に駐車場代が必要
・車種によっては駐車できないことも
・必要な提出書類がある
・入庫・出庫のしやすさを確認
エリアや物件によっても異なりますが、基本的には駐車場代は家賃と別にかかります。「駐車場付き」と書いてあったとしてもプラスされています。駐車場が格安でも、その分家賃が高い物件があるので、「家賃+管理費+駐車場料金」の合計で比較するといいでしょう。忘れがちなのが消費税。駐車場代には消費税がかかります。
入居時に必ず必要な費用の目安
・敷金…家賃1カ月分が目安
・礼金…家賃1カ月分が目安
・前家賃…家賃1カ月分が目安
・仲介手数料…家賃0.5カ月~1カ月分+消費税が目安
また、有料の場合は上限・下限を前もって決めておけば、その場で慌てずに済みます。
駐車場の形はさまざまです。そのため、駐車場によっては、車のサイズや形によっては駐車できないことがあります。前もって駐車場の広さや制限などはしっかり確認しておきましょう。
・幅
・高さ
・長さ
・重さ
この4つの数字は把握しておくとスムーズです。運転にあまり自信がない人は、広さに余裕のある駐車場を選ぶのがおすすめです。
物件の契約とは別に必要な書類があります。
・必ず必要な書類
運転免許証のコピー
車検証のコピー
・契約内容によって必要な書類
住民票
印鑑証明書
保証人のサイン
スムーズに契約を進めるためにも、必ず確認しておきましょう。
一般的に駐車場付き物件を借りるときは、部屋の賃貸契約とは別に駐車場利用の契約書が取り交わされます。
駐車場があるといっても使いやすいかどうかはわかりません。場所によっては入庫・出庫がしにくいこともあるので、契約する場所の確認は欠かせません。
また、駐車場の出入り口が大きな道路に面している場合、出庫する方向が限定される場合もあります。近いのに遠回りしなければならないこともあるので、その点も確認しておきましょう。
引っ越してから、車を持ちたいという方もいるでしょう。その場合には、「保管場所を確保済み」ということを証明する「車庫証明書」が必要になります。車庫証明書の正式名は「自動車保管場所証明書」。自動車を購入し、車のナンバーを取得するときに必要で、新車・中古車どちらにも必要です。
車庫証明書は、警察署で保管場所証明の申請をすることで交付されます。
管轄する警察署へ行って申請書類一式をもらいます。販売店で申請書類をもらえる場合もあるので、購入したら聞いてみるのがおすすめです。
保管場所証明(車庫証明)に必要な書類
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所標章交付申請書
・保管場所の所在図・配置図
・保管場所の使用権原を疎明する書類
・使用の本拠の位置が確認できるもの
申請手数料は都道府県によって異なりますが、福岡県は2,200円です。
賃貸物件の駐車場の種類は、大きく分けると3タイプがあります。
それぞれのメリットやデメリットを紹介します。
最も一般的な平面駐車場は平置き式とも呼ばれ、主に屋外に駐車スペースが設けてある駐車場のことを指します。さほど多くはありませんが、建物の地下や1階部分など屋内の場合もあります。
・メリット
車の出し入れが簡単で便利なのが最大のメリットです。また、車種や車の大きさにも左右されませんし、管理費もほとんどかからないのが魅力です。
・デメリット
デメリットは屋外の場合、屋根がないため、車が汚れやすいところです。色あせや汚れが気になる人はカバーをつけるのがおすすめです。
自走式立体駐車場とはスロープを上り下りし、駐車するタイプの立体駐車場のことです。大型ショッピングモールなどでよく見られるタイプです。
・メリット
屋根があるため車が汚れにくく、雨天時も濡れずに乗り降りがしやすいことです。出し入れが簡単で便利、さらに車高の高い車でも対応しやすい点もメリットです。
・デメリット
スロープを上らないといけないので、駐車に時間がかかってしまいます。
機械式駐車場とは、車を一台ごとにパレットと呼ばれる台に入れ、動力を使って立体的に収納する駐車場のことです。スペースや立地条件によってタイプが異なりますが、駐車装置には8種類の方式があります。マンション等に広く普及している「二段方式・多段方式」が最も多く、次いで「エレベータ方式」となっています。
(参考:国土交通省 )
・メリット
車の出し入れに操作が必要なため盗難やいたずらの被害にあいにくいことです。屋根があるため車が汚れにくく、また、ほかの車にぶつけてしまったり、傷つけられる心配もありません。
たとえ狭いスペースしかなくても複数台の車を駐車することができるので、限られた賃貸物件でも敷地内に併設されるケースが多いのが特徴です。賃料は平面駐車場よりも安く設定されている点もメリットです。
・デメリット
デメリットは車のサイズ制限や、入出庫に時間がかかることです。車長・車高・車幅を確認しておく必要があります。また、機械で動かしているため、維持管理のコストが高くなってしまう点です。
エリアや駅の近さなどの条件によっても異なりますが、1Kで相場は6~8万円程度です。
福岡市で人気のエリアは以下となりますが、駅から遠くなるほど、賃料は安くなります。
安く借りたいなら、駅から徒歩5分よりも10分、15分、20分…とかかるにつれて安くなりますし、築年数も1年よりは3年、5年、10年、15年、20年…と経てば経つほどコストダウンとなります。
また、賃貸マンションだと駐車台数も限られているため、一戸建てを探すのもおすすめです。さらに少し遠ければ、新築が見つかる可能性もあります。中には2階建て、店舗付き、4LDK、駐車場2台以上というところもあるので、家族で使う方にはおすすめです。
広いエリアを扱う不動産会社なら、即見つかることもありますが、見つからないようなら頼んでおくことです。その際、まず重要なのは駐車場のある・なし、築年数、面積、駅から○分以内、その他のこだわりなどがあるなら伝えておけば、後々相談にも乗ってくれる可能性大。
また、コロナの影響で自宅にいる時間が長くなったためか、駐車スペース付きの戸建てガレージハウスや、ガレージアパートにも注目が集まっています。
駐車場付き物件をスムーズに探すためのポイントを解説しました。
不動産会社に行く前には必ずサイト検索をして、まめに新着情報はチェックしておくようにしましょう。希望のエリアを指定したり、万が一の場合はバスがあるかどうかなども調べておくといいでしょう。
良さそうな物件がサイトで見つかったら、忘れないように一覧表示の上保存して、早めに問い合わせるようにします。
駐車場付き物件であれば、近くに駐車場を確保できるので、天気が悪くても大きな荷物を持って帰宅してもラクに使えて便利です。今回ご紹介したポイントを参考にして、福岡市で駐車場付き物件を探してみましょう。