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コラム「福岡LIFE」

福岡市の不動産は今後どうなる?現状から見る未来予測

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福岡市の不動産に興味がある人、これから取引をしてみようという人、投資を考えている人は、今後の展開がどうなっていくかが気がかりでしょう。

果たして、福岡市の不動産の需要が増え、価格が上がるのか、あるいは逆の展開になるのか。

そこで今回は、福岡市の不動産の今後について紹介をしたいと思います。現状から見てどうなるか考えてみましょう。

 

福岡市の不動産の現状

 

福岡市の不動産の現状を見てみましょう。

 

人口は増加傾向

福岡市の人口は増加傾向が続いています。「福岡市推計人口の推移(昭和47年~令和3年 各年10月1日現在)」という福岡市のデータがありますが、それによると、2016年の人口が1,555,731人で、2021年が1,619,585人でした。この5年間で約63,000人増えています。

人口が増えるということは、不動産需要も高まるということです。

 

福岡市は発展途上の街

福岡市は発展途上の街です。経済成長著しいアジア諸国に隣接し、国内外へのアクセスも抜群にいいです。都市開発、都市づくりも順調に進み、今後ますますの発展が期待されています。

コロナ禍による一時的な経済の停滞はありましたが、福岡市がさらに発展していくことは間違いありません。それだけに、ヒト・モノ・カネも集まり、活気にある街になっています。

そんな中で、不動産市場でも活発な取引が行われています

 

福岡市で取引されている主な不動産

福岡市で現在どのような不動産取引が行われているか見てみましょう。

多いパターンは駅から近い場所での不動産購入や賃貸です。福岡市の主要区は交通の便もよく、都市部へのアクセスもいいことから、住んでみようという人がたくさんいます。土地、新築戸建て、中古戸建、新築マンション、中古マンションなど需要が高まっています。

福岡市のエリアや条件によっては、東京や大阪などよりも安い価格で不動産購入、賃貸ができるのも魅力です。そのため、人が集まりやすくなり、不動産市場も盛り上がっています。

福岡市では、不動産投資も活発に行われています。様々な不動産ポータルサイトでも、投資用の物件が売りに出されていますが、高い利回りになっている物件もあり、高収入も見込めるでしょう。

福岡市には天神もあり、様々商業施設でショッピングやお食事も楽しめます。その一方で、自然にも恵まれ、大きな公園もあり。この辺が福岡市の不動産に人気があるゆえんです。

 

福岡市の不動産の住み心地は?

現在の福岡市の不動産の住み心地を見てみましょう。いい部屋ネットというサイトが、調査した結果があります。同サイトの「街の住みここちランキング2022<九州・沖縄版>」によると、住み心地1位は3年連続で福岡市中央区でした

福岡市中央区は、九州の政治・経済の中枢エリアで、大規模な商業施設がある天神があります。緑地や史跡などもあり、市民のオアシス的な区でもあります。暮らしやすさでも非常に優れた街。そのために、住みここちランキングで1位になっているのでしょう。

住みここちランキング2位には、福岡市城南区が位置しました。城南区では、2005年に地下鉄七隈線が開業したことにより、交通の便が大幅に改善。アクセスが良くなったとことが住みやすさにつながっています。

このほかでは、福岡市西区が住みここちランキング4位につけています。

※「街の住みここちランキング2022<九州・沖縄版>」は、九州・沖縄の居住者を対象に2019年~2022年の回答者数50名以上の自治体をランキング対象として集計しています

 

住みたい街ランキング2022<九州・沖縄版>」のデータも載せてみましょう。2022年から全国の自治体を対象に集計しています。

同データによると、住みたい街ランキング1位は福岡県福岡市だそうです。得票数では、2位の東京23区を大きく超えています。

※「住みたい街ランキング2022<九州・沖縄版>」は、九州・沖縄居住者による全国の自治体を対象にした2022年の回答を集計しました

いずれのデータを見ても、福岡市の居住満足度は高いようです、福岡市は人気の街として、今後の発展が期待できます。

 

福岡市の不動産の今後

 

福岡市の不動産の今後の展開を、現状などを踏まえながら考えてみましょう。

 

人口増加は続く見通し

福岡市の人口はこれまでもずっと増加してきましたが、今後もこの流れは続きそうです。国立社会保障・人口問題研究所の人口推計では、2035年まで増え続けるとの見通しを立てています。

では、なぜ福岡市の人口が増え続けるのかというと、次のような理由があるからです。

  • 交通の便がいい
  • 美味しい食べ物がいっぱいある
  • 物価が安い

福岡市の交通の便は非常にいいです。博多空港まで博多駅から地下鉄で5分、通勤通学の片道平均時間が34.5分など、日本の都市の中でも利便性の良さでは際立っています。陸・海・空ともにアクセスがよく、この便利さは生活するうえでも非常に助かります。そのために、人々が集まりやすいのでしょう。

福岡市といえば、美食の街としても知られています。美味しさでは国内外から注目を集め、食の魅力にひかれる人も多いです。この辺も人口増加につながる理由です。

福岡市は便利な街であるにもかかわらず、物価が安くなっています。食料品、日用品、家賃ともに他の大都市よりも安い傾向にあり、生活しやすいので、人も集まります。

このような理由により、人口増加傾向が続く福岡市では、不動産需要も自ずと高まります。

 

土地価格の今後

不動産需要が高まっている福岡市の土地価格の今後を紹介します。

福岡市の住宅地の土地の平均価格は、平成31年は140,600円、令和4年は180,100円でした

※「平均価格」とは、地点ごとの1平方メートル当たりの価格の合計を総地点数で除して求めたもの(十の位で四捨五入し百円単位まで求めたもの。)をいう

参照元:変動率及び平均価格の時系列推移表

この5年でかなりの上昇率を示しています。今後今のままの人口増加が続けば、福岡市の土地価格も同じような上昇率を維持し続けるでしょう

 

戸建て住宅の今後

福岡市の戸建て住宅の今後を占ってみましょう。

福岡市では、シングル世代からシニア世代にかけてマイホームを購入する動きが広がっています。コロナ禍でマイホームに対する需要も上がり、自宅で仕事ができるより広い住宅を求める人も出てきました。さらに、立地の悪い地域から立地のいい地域に引っ越しを考える人もいます。

しかし、福岡市の新築戸建ての価格は高止まりの状態なので、価格が抑えられた中古住宅への期待が高まっています。今後中古中戸建て住宅への人気が続くことになるでしょう。

 

マンションの今後

続いて、福岡市のマンションの今後の展開を考えてみましょう。

ここでは、東京カンティが発表している「特別区&政令指定都市 2021年のマンションストック戸数およびマンション化率」というデータを参考にしてみます。

同データによると、マンションストック戸数とマンション化率で福岡市は東京23区についで2位につけています。マンションストック戸数は236,802で、マンション化率は29.95%でした。この数字からわかることは、世帯に占めるマンションの割合が非常に多いということです。

人口増加が続いている街では、マンションの数も増える傾向にあります。戸建て住宅よりもマンションに住んでみようという方がいるためでしょう。

そのため、このまま福岡市の人口増加傾向が維持されると、マンション需要は高まり、今後値上がりしていくことも考えられます

 

福岡市の不動産の今後を把握しよう!

 

これから、福岡市で不動産売買をしたい、投資をしたいと思っている人は、今後の展開を読んでおく必要があります。

福岡市の不動産の現状も見ながら、将来を見ることで、取引や投資も順調に進むようになるでしょう。今回は、そのために役立つ情報をお届けしました。

ぜひ参考にしていただき、福岡市の不動産について正しい読みをしてください。

 

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