092-718-0315
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日

コラム「福岡LIFE」

福岡ってどんな街

福岡の魅力レポート 福岡のイベント

【空港に近すぎて高層ビルが建てられなかった街「福岡」】


■福岡に来た人が最初に驚くポイント

福岡に来た人が、まず驚くのは「主要交通機関」と都市部とのアクセスが非常に良いことです。

というのも福岡空港からJR博多駅までは直線距離でおよそ1kmの距離にあり、地下鉄で5分。都市部である天神駅までは地下鉄で11分の距離にあり、日本で最も便利な空港と言われています。

ちなみに「世界の都市総合力ランキング」によれば、都心へのアクセス時間(11分)は、アメリカ合衆国のボストン(5分)、スイスのジュネーブ(6分)、スイスのチューリッヒ(7分)に次いで世界40都市中4位を誇っており、都市の中に作られた福岡空港の滑走路は常に飛行機が発着することから、滑走路1本あたりの発着便数は2位、3位の羽田、成田に大差をつけ1位の座を守り続けています。

■圧倒的な交通利便性の高さ

 福岡の交通利便性の魅力は空港だけはありません。

前述の「福岡空港」に加え、水上交通で韓国との高速船窓口となる「博多港」や新幹線の発着地である「JR博多駅」、九州最大の都市である「天神」などは全て半径2km圏内に位置しています。

さらに交通の要所が集中した2km圏内を東西方向に福岡市営地下鉄が横切り、縦断するかたちで私鉄である西鉄大牟田線が走っていることに加え、全国2位の稼働台数を誇る西鉄バスが縦横無尽に市内各所を往来しているという、異常なまでに集中発達した交通網を有しています。

■進化し続ける街「福岡」

 こうした都市の発展と交通網の充実は止まるところを知らず、現在も日々進化を続けています。

 あまりにも空港に近いため、高層ビルを立てることができなかった福岡天神エリアですが、ついに規制緩和がなされ、高さ制限が緩和されることから、高層ビルの建築が可能となりました。福岡市の推定では2015年から2025年にかけてビルの床面積が現在の1.7倍に増加すると推定されており、ますます多くの企業や商業施設、行政機関などが増加することで都市機能の充実に期待されています。

 加えて、福岡市営地下鉄は現在も着々と延伸を続けており、福岡各所を地下鉄でつなぐ計画が進行中です。

2018年には「世界住みやすい街22位/日本1位」の座に輝いた福岡の街ですが、このまま進化を続けることで世界的にも類を見ない都市になっていくのはないでしょうか。

 

【日本有数のメシがうまい街「福岡」】


福岡の魅力は都市部における交通利便性の高さだけではありません。ブランド総合研究所が発表する「食事が美味しい街ランキング」では全国2位を誇り、日本有数のメシが旨い街としても有名です。ここからは福岡の食についてお伝えいたします。

 

■「旨いけど安い」を実現した福岡の秘密

福岡の交通利便性の高さは都市部に限られた話ではありません。

海や山へのアクセスも非常に優れており、都市部2km圏内には漁港と魚市場を備え、山間部には都市高速が伸びています。これによって「その日にとれた新鮮な食材」が「低コストで店舗へ輸送される」ということにつながっています。

物流コストが抑えられることで飲食店では安くて良いものが仕入れられ、そのまま店舗で提供されるため、「旨いけど安い」という店が街中に溢れています。そして、この飲食激戦区を生き残った「マジで旨い店」だけが残っていくことで全国2位の食事美味しい街「福岡」が完成しました。

■アジアの玄関として醸成された独自の食文化

 食材の美味しさもさることながら、福岡は食の流行発信地としても非常に有名です。

うどん、そば、まんじゅうの発祥は福岡で鎌倉時代に朝鮮半島から福岡に渡った僧侶が伝えた製粉技術が発祥と言われています。また、今では一般的となった「もつ鍋」や最近流行った「マリトッツォ」も福岡発祥です。

こうした数々の食の起点が生まれているのは、アジアの玄関として異国文化に晒され続けて培われた「新しい文化に寛容」かつ「ミーハー」な県民性にあるのかもしれませんね。

■昼オフィス街、夜は飲み屋街。昼と夜で変わる街「福岡」

 福岡の食を伝えるうえで欠かせないのが「屋台」文化です。

 多くの県外からの転勤者が驚くのは出社する頃には何もなかったはずなのに、退社する時間帯には大通り沿いに屋台がズラリと並ぶ光景です。

 今では規制がなされたことで屋台の出店可能エリアが限られていることもありますが、それでも多くの屋台が夜更けまで営業をしています。

各店の名物料理や定番のラーメンなど食事の美味しさに加え、狭い屋台でふいに生まれる「人との出会い」も屋台での食事の醍醐味です。ソフトバンクホークスが勝った日には、ホークスファンのおじさんが屋台にいる人全員にビールをご馳走してくれるかもしれません。

こうした楽しさも福岡の屋台の魅力として多くの人が屋台にハマってしまう理由の一つかもしれませんね。

【博多の商人が守ってきた毎年恒例の”イベント”】


福岡の食文化の背景にはアジアとの玄関口として栄えた歴史があることは前述しましたが、福岡の魅力を伝えるうえで忘れてはいけないのが博多の商人が長い歴史の中で守り続けてきた「祭り」の文化です。

 

■博多の商人が守ってきた日本三大祇園祭「山笠」

7月になると福岡の特に博多エリアでは街中をふんどしで歩くおじさんをみかけるかもしれません。そうです。「山笠」です。

福岡の人たちはお祭り好きな人が多く、実際に様々な祭りが執り行われますが特に力の入ったお祭りとして「博多祇園山笠」があげられるでしょう。

地元企業では山笠のための休暇制度や山笠担当部署、山笠担当者が設置されている企業もあり、最も盛り上がる「追い山笠(簡単に説明をすると、御神輿のレースです)」はテレビ放映までされ、毎年高い視聴率を得ています。

(※ちなみに、最もレースの盛り上がる場所が見られる観覧席のチケットは公開開始直後に売り切れます。毎年6月中旬から下旬にかけて発売されますので、博多の魅力を味わいたい!という方は是非チケット獲得に挑んでみてはいかがでしょうか)

■海外の文化が入ってきたから生まれたどんたく

 山笠に次いで盛り上がるイベントとして「博多どんたく」があげられます。

 こちらも歴史は古く、12世紀後半頃より行われている民族行事の博多松囃子(はかたまつばやし)が起源となっているとされています。途中一時中止となりましたが、1879年に再開され「博多どんたく」の名称で親しまれるようになりました。

 どんたく期間中はエリア内に20~30箇所以上(企業や商店街などで設けられた舞台等あるので数の把握は難しい)の舞台が設けられ、行われる演目や街中を「どんたく隊」と呼ばれる市民サークルや学生、企業有志によるパレードが実施されます。

 220万人の人が集まるとされるどんたくはゴールデンウィークに日本一人が集まる祭りとして全国的にも非常に有名です。期間中の混雑は想像を絶するものになりますので覚悟のうえ参加されるのをお勧めします。

■国際会議やアーティストのイベントも多数

歴史的なお祭りを取り上げてきましたが、お祭り以外においても様々な音楽アーティスの”ライブイベント”等が開催されるのも福岡の魅力です。

福岡ドームやマリンメッセ福岡、福岡国際会議場においては有名アーティストのライブイベントが数多く実施されています。

こうしたイベント開催においても活かされるのが福岡の交通利便性の高さです。(ちなみに1万人収容可能なマリンメッセ福岡や福岡国際会議場は主要機関半径2km圏内に存在します)

 

まとめ


ここまで福岡の魅力を取り上げてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

古くからの受け継がれた歴史や地域特性を生かした文化は多くの人を惹きつけるにあまりあるものではないでしょうか。

福岡にお住まいをご検討の際には是非一度ご相談ください。

内覧の際には地域のイベントや美味しいお店も合わせてご紹介いたします。

福岡の魅力レポート一覧に戻る
トップに戻る